係長がビジネスモデル考えてみた「スタンディングデスクの法人販売」

 こんにちは、係長(@tron_ka)です。

 

今回は、投資の中でも「事業投資」の分野についてです。

このブログにおける「事業投資」とは大きく2つに分かれます。

 

1.自ら事業を起こすこと = 起業

2.他人が事業を起こすことに投資すること = ベンチャー投資

 

その中で、今回のテーマは起業(=自ら事業を起こすこと)です。

 

私が考える起業するためのネタ=「ビジネスモデル・ビジネスアイデア」をご紹介させていただきます。

 

もちろん、私がここで紹介するビジネスモデルは、著作権オールフリーです。

ビジネスモデルは、誰かの頭の中にあっても、何も生み出しませので、価値はゼロです。

 

堀江貴文氏も「アイデアに価値はない」といつもおっしゃっています。

 

著書「他動力」では次のセリフが印象に残っています。

 

バカは小利口に勝る

成功している社長にはバカが多い。バカだから「恥ずかしい」とか「失敗したらどうしよう」などという「感情」を通り越してやってしまう。小利口な人間があれこれ考えて行動を起こせずにいる間に、手を挙げるバカがチャンスを手にするのだ。

 

しかし、「行動しろ!」と言われても何をすれば良いか分らかないことも多いと思います。

 

そんな方の参考になればと願っています。

私もしがないサラリーマン係長をやりながら、イチ経営者でもあります。

 

私自身のビジネスのためにも、アイデアの発想力・市場調査・考えの言語化のためにも発信していきたいと思います。

 

このビジネスアイデアを読んで「やってみたい!」「面白かった」「ぜんぜんダメ」など感想を持たれましたら、Twitter(@tron_ka )まで、ご意見・感想・ご質問をお待ちしております。

 

 

さて、前置きが長くなってしまいましたが、

係長がビジネスモデル考えてみた第一弾

 をご紹介していきたいと思います。

 

 

ビジネスモデル名:スタンディングデスクの法人販売

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ビジネスモデル概要・仕組み:

高さ調整のできるスタンディングデスクを法人向けに販売して収益を得るモデルです。最新のニュースに敏感な人ならご存知と思いますが、スタンディングデスクは、立ちながら、パソコン作業や、ノートを取ったり、文献を読むことです。

米国シリコンバレーのグーグルやフェイスブックといったIT企業や北欧の先進的な企業では、スタンディングデスクの導入が増えています。

スタンディングデスクの効能は、後ほど詳しくご説明しますが、ビジネス・健康の両面において効果があります。

 

・仕事の生産性UP=集中力を向上させる、会議の時間が短縮できる

・従業員の健康=座りすぎが原因の病気の予防

 

では、このビジネスにも健康にも良く、シリコンバレーや北欧の最先端企業が導入しているスタンディングデスクですが、日本企業ではほとんど導入がされていない状況です。楽天コンサルティングファームなど一部の会社では、オフィスの一角がスタンディングデスクになっている場合もあります。

 

私の働く会社も日本においては、新しいものを積極的に取り入れており、オフィス環境の改善にも取り組んでいます。しかし、スタンディングデスクは、オフィスのほんの一部に留まっています。

 

日本の企業は、北欧やシリコンバレーの最先端の企業が導入していることをマネする傾向にあります(実際に最先端の会社は業績も上がっていますし)ので、ここには大きなビジネスチャンスがあると思います。

 

日本でスタンディングデスクを作っている会社はまだ少ないので、

OEMで自分たちで作ってもいいですし、リスクが少ないのは、欧米もしくは、北欧などのスタンディングデスクの会社に会社HPから問い合わせて、代理店契約を結ぶのがいいでしょう。

 

OEMの場合は、「デスク OEM」「机 OEM 安い」などで検索すると表示されます。

代理店契約の場合は、普通にeBayアメリカのAmazon.com

「StandingDesk」などで検索して、日本でも導入できそうなサイズ感で高さ調整できるものを販売している会社を見つけて、HPから代理店契約可能か聞いてみましょう。

 

「英語で海外調査するのは難しそう・・・」と思われる方も多いと思いますが、

実は現代では文字だけの調査ややりとりでは英語力ゼロでも問題ありません。

試しに、グーグルクロームでは、英語のサイトを右クリックして「翻訳する」を使ってみましょう。

グーグル先生がすべて日本語に翻訳してくれます。

メールを送る時も、「英語 メール 書き方」などで検索すると、基本的なルールは分かりますので、あとは翻訳でどんどん書き込んでいけば問題ありません。

 

これは、英語力がない人でも海外の文献にアクセスできる裏技ですね。

 

 

 

では、ここからスタンディングデスクが、なぜ良いのか?

についてご説明していきます。

 

スタンディングデスクの効能

座りすぎによる早死にを減らせる

この効能はイギリス政府のガイドラインに準じるものです。イギリスは、医療において世界最先端の技術を持っており、世界中から国際的な医師になりたい方が留学にきます。実はアメリカよりもイギリスの方が、医師免許取得においては人気なのです。アメリカは、学部4年間は医学部が無いという制度の問題もありますが。

イギリス政府はガイドラインで、デスクワーク中心の勤労者に対して、

1.就業中、少なくとも2時間はデスクワークに伴う座位時間を減らし、そのぶん立ったり軽く歩いたりなど低強度の活動にあてること。理想は座る時間を4時間まで減らすこと。

2.座り仕事が多い人は、定期的に立ってできる仕事に切り替える。高さを変えられるスタンディングデスクを導入するのが理想。

3.同じ姿勢で座り続けるのが良くないのは当然として、同じ姿勢で立ち続けるのも避けるべき。姿勢のチェックは定期的に行う。

4.雇用者は、「座りっぱなしが心疾患や早死にのリスクを高める事実」を社員にたいして周知すること。

 

など、とても具体的な提案をしています。

 

このイギリスの徹底したガイドラインの背景には、次の実証実験のデータが根拠にあります。

 

長期間にわたって国が行った健康調査によれば、仕事場で1日に2時間だけ立ち上がれば、すべての死亡率が下がる。さらに、立つ時間が4時間になると、健康リスクを最低限にまで減らすことができる。この傾向は、日ごろの運動量とは関係がない。

 

短期の実験データによれば、1日に2時間以上のエクササイズか立ち仕事を行えば、心臓や血管の代謝が大きく改善し、消費カロリー、糖代謝インスリン抵抗性、筋肉の活動といった要因が大きく改善される。

 

ここまでハッキリとして、結論が実験で明らかになったため、スタンディングデスク

を推奨しています。

 

昨年は、日本でも「長生きしたければ座りすぎをやめなさい」

という書籍が発表されましたね。

 

 仕事の生産性が上がる

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 私の知人が働く、房コンサルティングファームでは、数年前から一部スタンディングデスクを導入しています。ミーティングをスタンディングデスクを使って行うことも多いらしいのですが、その時は会議の時間が大きく短縮されるそうです。

 

また、スタンディングデスクには、仕事の生産性において次のような実証実験の結果が出ています。

 

スタンディングデスクを使い続けると、実行機能とワーキングメモリがアップする。

 テキサスA&M大学が34人の高校生にスタンディングデスクを用意し、24週間立ったまま勉強を続けてもらった結果。脳の実行機能が激しく向上し、ワーキングメモリも改善していた。

 

スタンディングデスクで、集中力と注意力が上がった。

アリエル大学の実験で、50人の学生を対象にしたもの。まずは全体を以下の2グループにわけて、立った状態と座った状態にわけた。そのうえで、ストループテストという、注意力を計るテストをしたところ、立った状態の回答時間の方が短縮された。

 

スタンディングデスクで1日の生産性が46%上がった。

テキサス大学の実験で、コールセンターの従業員167名を2つのグループに分類。

・座りっぱなしで1日中作業をする

・高さを調節できる机を使って、立ったり座ったりしつつ作業をする

半年後は、

スタンディングデスクを使ったグループは生産性が46%アップという結果に。

 

 ここまでで、スタンディングデスクがいかに、従業員の健康と、生産性UPに繋がるか、お分かりいただけましたでしょうか。

 

最近は、テレワーク、リモートワークなど働き方改革に関するワードがトレンドですので、この波に乗ってスタンディングデスクを法人向けに、このブログで述べたような、メリットを伝えて販売していく事業は伸びるのではないでしょうか。

 

 

 

 

もちろん、私も自宅ではスタンディングデスクを使っています。

 私が利用しているのは、Bauhutte (バウヒュッテ)というメーカーのものです。

 

 

イケアのスタンディングデスクも、機能性・デザインのシンプルさ共に評価が高いですね。

 

自分にあったサイズの高さ調節可能か知りたい場合は、このウェブサイトに、自分の身長を打ち込むと、最適な高さが表示されます。

http://www.bauhutte.jp/bauhutte-life/standing-desk-height/

 

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